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🕒 最終更新: 2026-09-19 (直近更新)

ペプシコ PepsiCo, Inc.・PEP

NasdaqUS-GAAP12月決算 スナック+飲料・自社製造DSDデータ基準日 2026/9/18

「ペプシコーラの会社」というイメージとは裏腹に、売上の主役は炭酸飲料ではなくフリトレーのポテトチップス。北米スナック事業PFNAは売上高275.3億ドル(全社の29.3%)にすぎないが、コーポレート費用配賦前の6セグメント合算営業利益135.2億ドルの45.7%を稼ぐ最大の利益源。FY2025はRockstarブランドの税引前19.9億ドル減損で純利益が前年比▲14.0%と落ち込んだが、直近四半期の営業利益率は7.9%→16.6%へ急回復している。時価総額約1,773.8億ドル、54年連続増配。

💡 はじめての方へ:ペプシコと聞くと多くの人が「ペプシコーラ」を思い浮かべますが、実は稼ぎ頭はスーパーのレジ横に並ぶポテトチップスやドリトスです。会社の名前に「コ」が付くのは1965年にペプシコーラ社とフリトレー社が合併したから。コーラより、実はポテトチップスの方が儲かる会社——それがペプシコの正体です。

01企業カルテ

FY2025通期実績(2025年12月27日期末・2026/2/3発表、公式IR確定値)と直近の市場評価。

売上高(FY2025)
939.2億ドル
+2.3%(過去最高)
営業利益
115.0億ドル
▲10.8%(利益率12.2%)
親会社純利益
82.4億ドル
▲14.0%・EPS $6.00
スナック事業PFNAの利益貢献
45.7%
売上比率は29.3%なのに、6セグメント合算営業利益の45.7%を稼ぐ
時価総額
1,773.8億ドル
株価$129.96(26/9/18)
PER(実績TTM)
17.52
同業のコカ・コーラ(26.5倍)より明確に低い
配当利回り
4.56%
54年連続増配・新配当$5.92(旧$5.69から+4.0%)
ROIC(筆者試算)
15.47%
推定WACC5.21%を上回る
成長性
売上は6年連続増収で過去最高939.2億ドル。ただしFY2025の増収率は+2.3%と地味
収益性
連結営業利益率12.2%はコカ・コーラ(28.7%)の半分未満。ただしPFNA単体は22.4%と高収益
財務健全性
自己資本比率19.0%とやや薄いが、営業CF120.9億ドルの安定創出力で吸収可能
株主還元
54年連続増配(コカ・コーラの64年に次ぐ「配当王」級)。新規$100億の自社株買い枠も発表
バリュエーション
PER17.52倍はコカ・コーラ(26.5倍)より割安。Rockstar減損の一時要因を除けば実力はより高い

※5軸評価は本レポート筆者の見解であり、投資勧誘ではありません。

💡 読み方:FY2025は純利益が前年比▲14.0%と落ち込みましたが、これは2025年8月にエナジードリンク「Rockstar」ブランドをCelsius社へ譲渡した際に発生した税引前19.9億ドル(税引後15.0億ドル・EPSベースで$1.11)の一時的な会計上の減損が主因。事業そのものの実力は、直近四半期の営業利益率が7.9%→16.6%へ回復していることに表れています。

02ビジネスモデル図解

モノ()・カネ()・情報()の流れで見る、ペプシコの稼ぎ方。

カネの流れ モノ・サービスの流れ 情報の流れ
起点北米最大級のスナック工場網と自社トラック配送(DSD)
定説ペプシコはコカ・コーラのライバル、つまり「コーラを売る会社」
逆説連結売上の29.3%・コーポレート費用配賦前セグメント利益の45.7%を稼ぐのはPFNA(Lay's・Doritos・Cheetosなどのスナック事業)。飲料事業PBNAは売上規模でほぼ並ぶのに営業利益率はわずか3.9%(Rockstar減損の影響を含む)

ペプシコはコカ・コーラの「原液フランチャイズ」モデルとは対照的に、北米では自社工場・自社トラックによるDSD(Direct-Store-Delivery)で製造から配送・棚卸まで一貫して手がける「アセットヘビー」モデル。北米以外の飲料事業(IB Franchise)は独立ボトラーへ濃縮原液を販売するフランチャイズ型で、コカ・コーラと同じ仕組みを併用している。ブランドは自社所有のコア・ブランド(Lay's・Pepsi等)に加え、Celsius・Alani Nu・Starbucksなど他社ブランドの流通も担い、小売店の棚を面で支配する「流通ネットワークそのもの」が競争優位の源泉になっている。世界の従業員数は306,000人(うち米国内125,000人)と、自社工場・DSD配送網を支える労働集約性の高さもこのモデルの特徴である。

💡 やさしく:スーパーのスナック売り場を思い浮かべてください。Lay's・Doritos・Cheetos・Fritos・Ruffles・Tostitos・Quaker——棚の多くがペプシコの商品です。ペプシコは自前の工場とトラックでポテトチップスを作り、毎日棚を補充しに来る「配達員」まで自社で抱えています。この面の支配力こそが、飲料事業だけでは説明できない利益の源泉です。

03成長の歩み — コロナ後6年連続増収もFY2025は減損で減益

値上げ(Price/Mix)主導で6年連続の増収を続けてきたが、FY2025はRockstarブランド減損の影響で営業利益・純利益ともに減少した。

売上高の推移(FY2020〜FY2025)

単位:億ドル ■濃い棒=直近期

営業利益率の推移

FY2025はRockstarブランド減損(税引前19.9億ドル)で急落

希薄化後EPSの推移

単位:ドル

FY2026は会社ガイダンスで売上成長+4〜6%・コア実効税率約22%・株主還元総額89億ドル(うち配当79億ドル)を見込む(2026/2/3発表)。

04今期の焦点 — スナック(PFNA)が主役、そしてRockstar減損の正体

「ペプシコ=飲料会社」のイメージを覆す、セグメント別の売上×利益率のギャップと、FY2025の減益を作った一時要因を分解する。

セグメント別売上構成(FY2025)

売上高939.2億ドルの内訳(6セグメント体制)

セグメント別営業利益率(FY2025)

IB Franchiseが最高、PBNA(北米飲料)が最低

売上規模でほぼ並ぶPFNA(275.3億ドル・利益率22.4%)とPBNA(282.0億ドル・利益率3.9%)を比べると差は歴然。コーポレート費用配賦前の6セグメント合算営業利益135.2億ドルのうちPFNAが45.7%を稼ぐ一方、PBNAはRockstar減損の直撃で前年の8.3%から3.9%へ急落した。「ペプシコ=コーラの会社」というイメージとは裏腹に、実際の稼ぎ頭はスナックという構図がここに表れている。

四半期営業利益率の回復(Q2 FY2025→Q2 FY2026)

単位:%ポイント。Rockstar減損の反動一巡を確認

2025年8月28日、ペプシコはエナジードリンク「Rockstar」ブランドをCelsius Holdingsへ譲渡する取引(Celsius Transaction)を完了した。この際、PBNA・EMEA・IB Franchiseの3セグメントで税引前19.9億ドル(税引後15.0億ドル、EPSベースで$1.11相当)の無形資産減損を計上したことがFY2025通期の営業利益率急落(14.0%→12.2%)の主因。この一時要因が四半期決算から外れたことで、Q2 FY2026の営業利益率は16.6%まで回復し、前年同期Q2 FY2025(7.9%)から8.7ポイントの改善を見せている。

💡 やさしく:FY2025の決算が悪く見えたのは、エナジードリンクブランド「Rockstar」を他社(Celsius)に譲渡した際、帳簿上の価値を一括で費用として計上したから。実際の商売がいきなり悪くなったわけではなく、一時的な「会計上の後片付け」に近いものです。その証拠に、この処理が終わった後の四半期(Q2 FY2026)の利益率は元の水準以上に戻っています。

05財務3表ビジュアル

自社工場・DSD配送網を抱える「アセットヘビー」モデルらしく、コカ・コーラよりB/Sが重く、営業利益率も低めに出る。

PL滝グラフ — 売上939.2億ドルはどこへ消えるか(FY2025)

単位:億ドル
💡 やさしく:939.2億ドル売って、原材料・製造原価等で430.7億ドル、販管費で373.7億ドル、Rockstar減損等で19.9億ドルを使い、本業のもうけは115.0億ドル(12.2%)。自社工場・配送網を持つ分、原液だけを売るコカ・コーラよりも利益率は低く出ますが、その分「棚を支配する力」を自前で持っています。

BS比例図 — 総資産1,074.0億ドルの中身(FY2025末)

箱の高さ=金額。自己資本比率19.0%

総資産の約31%(189.2億ドル)はのれん。有利子負債は491.8億ドルとやや厚く、自己資本比率19.0%はコカ・コーラ(32.7%)より薄い——自社工場・DSD網という重い資産を抱えるアセットヘビーモデルの裏返しである。

キャッシュフロー(FY2025)

単位:億ドル。営業CF120.9億ドル

設備投資44.15億ドルを差し引いた会社定義FCF(営業CF−設備投資+PP&E売却)は82.0億ドル。財務活動では配当76.4億ドル・自社株買い10.0億ドルの計86.4億ドルを株主に還元した一方、営業CFは前年比▲3.4%(一部は買収に伴う運転資本の変動)。

06収益性 — ROE42.9%をデュポン分解する

自社工場を持つアセットヘビーモデルは、コカ・コーラより資産回転率が高く、利益率は低めというトレードオフを持つ。

ROE(FY2025・平均残高ベース・筆者試算)
42.9%
8.8%
売上高純利益率
Rockstar減損で前年10.4%から低下
× 0.91回
総資産回転率
コカ・コーラ(0.47回)の約2倍
× 5.38倍
財務レバレッジ
自己資本比率19.0%を反映し高め

平均残高ベースの筆者概算(stockanalysis.com算定のTTM値51.51%とは算定期間が異なり幅がある)。総資産回転率0.91回は原液フランチャイズのコカ・コーラ(0.47回)の約2倍——「利益率は低いが資産を速く回す」タイプの高ROEである点がコカ・コーラと対照的。

ROIC vs WACC — 資本コストを上回っているか(筆者試算)

単位:%。FY2025末時点

ROIC=NOPAT(営業利益115.0億ドル×(1−実効税率19.0%)≒93.1億ドル)÷投下資本(純資産205.5億ドル+有利子負債491.8億ドル−現金同等物95.3億ドル=601.99億ドル)≒15.47%。推定WACC(5.21%)を大きく上回り、資本コストを上回る価値創造ができている。コカ・コーラ(筆者試算17.7%)よりはやや低いが、自社工場を持つ消費財セクターとしては高水準。

💡 やさしく:ROIC15.47%は「商売に使うお金1に対して毎年0.15稼ぐ」ということ。Rockstar減損という一時的な費用を差し引いても、資本コスト(5.21%)の3倍近い水準を稼げているのは、スナック事業の高い収益力があるからです。

07会計基準ビュー — US-GAAP / JGAAP / IFRS

ペプシコはUS-GAAP採用。同業のコカ・コーラも同じUS-GAAPだが、「減損の一括計上」という米国基準特有のクセがFY2025決算を大きく動かした。

どの「利益」で見るかで印象が変わる(FY2025)

単位:億ドル
詳しく見る:会計基準の技術的差異(US-GAAP/JGAAP/IFRS)
  • のれん(189.2億ドル)は非償却・減損テストのみ。Rockstarブランドのように、事業譲渡や再評価のタイミングで一気に費用計上される「まだら」な利益構造になりやすい
  • 「経常利益」区分はなく、営業利益の下は年金損益・金融損益が並ぶだけのシンプルな構造
  • Celsius Transaction(ブランド譲渡+優先株取得)の会計処理は、資産の交換・譲渡益・減損が同時に発生する複雑な非日常的取引で、US-GAAP特有の公正価値評価の考え方が随所に使われている
  • JGAAPならのれんは20年以内で規則償却が必要。189.2億ドル(約2.9兆円)を仮に20年均等償却すると年間約1,450億円の追加費用が発生し、営業利益は目減りして見える
  • 「経常利益」に相当する段階がないため、日本株と比較する際は営業利益か税引前利益で揃える必要がある
  • ブランド無形資産の評価減(減損)はJGAAPにも同様の考え方があるが、米国基準ほど頻繁に公正価値の再評価は行わない傾向がある
  • IFRSでものれんは非償却・減損テストのみでUS-GAAPと同じ思想。ただしIFRSは「その他の営業収益・費用」の区分の柔軟性が高く、営業利益の定義が会社によりばらつきやすい
  • モンデリーズ・ハーシーなど同業の米国上場企業は同じUS-GAAPのため会計基準差は生じないが、欧州上場の飲料・菓子会社と比較する場合はIFRSとの区分差に注意が必要
💡 やさしく:米国基準の決算書には日本でおなじみの「経常利益」がありません。またRockstarブランドの譲渡のように「持っていた資産を手放す・評価し直す」タイミングで一気に費用を計上する処理は、JGAAPよりも米国基準で目立ちやすい発想です。ルールの違いを知らないと、FY2025の減益を「本業の失速」と読み違えてしまいます。

08同業比較 — 「自社製造」と「フランチャイズ」、そして純粋スナック企業との比較

飲料フランチャイズ最大手コカ・コーラ、スナック専業最大級のモンデリーズ(Frito-Lay=PFNAの直接競合)、菓子最大手ハーシーと比較(2026/9/18時点)。

営業利益率とバリュエーション・株主還元の比較

単位:%・倍。PEPはPER・PBRともに4社中最も割安

ペプシコの連結営業利益率(TTM16.0%)は、原液フランチャイズのコカ・コーラ(28.7%)より低いが、スナック専業のモンデリーズ(11.8%)や菓子専業のハーシー(18.0%)と比べると中位。PER17.52倍はコカ・コーラ(26.5倍)・モンデリーズ(22.7倍)・ハーシー(23.0倍)のいずれよりも低く、Rockstar減損という一時要因の影響を市場が割り引いている可能性がある。配当利回り4.56%は4社中最高で、54年連続増配という継続性も評価点。

💡 やさしく:同じ「お菓子・飲料」業界でも、コカ・コーラは原液だけを作る身軽な会社、モンデリーズ・ハーシーは工場を持つスナック・菓子専業。ペプシコは「飲料もスナックも自社工場で作る」唯一の総合型で、利益率はコカ・コーラより低いものの、PERは最も割安に評価されています。

09戦略・課題と改善ポイント

スナック事業の収益力は健在。課題は北米飲料事業PBNAの低収益性、健康志向シフトへの対応、そしてRockstar減損のような一時要因の透明性。

強み Strengths

  • PFNA(スナック)は売上29.3%で6セグメント合算営業利益の45.7%を稼ぐ高収益事業
  • 自社工場・DSD配送網による棚の面支配力。Lay's・Doritos・Cheetos等の圧倒的ブランド力
  • 54年連続増配。新規$100億の自社株買い枠(2030年2月まで)も発表
  • ROIC15.47%(筆者試算)が推定WACC5.21%を大きく上回る資本効率

弱み Weaknesses

  • 北米飲料事業PBNAの営業利益率はわずか3.9%(Rockstar減損の影響を含む)とPFNAの1/6以下
  • 自己資本比率19.0%はコカ・コーラ(32.7%)より薄く、有利子負債491.8億ドルが重い
  • FY2025の親会社純利益は前年比▲14.0%・EPSは▲13.7%と減益決算
  • PFNAのオーガニック売上は前年比▲2%(報告ベースはほぼ横ばい)と北米スナック需要の鈍化が続く

機会 Opportunities

  • 営業利益率35.4%と最も高いInternational Beverages Franchise(海外飲料フランチャイズ)でのさらなる拡大
  • プロテイン・水分補給・エナジー・ゼロシュガーなど機能性カテゴリーへの商品革新
  • Celsius・Alani Nu・Starbucksなど他社ブランドの流通代行による収益機会の拡大
  • 過去最大規模の生産性改善(productivity savings)による投資原資の確保

脅威 Threats

  • 関税・コモディティ(食用油・ジャガイモ等)価格の上昇圧力
  • 北米での健康志向シフト(GLP-1系薬剤の普及によるスナック・清涼飲料需要への影響懸念)
  • Rockstarのような事業再編に伴う追加の減損リスクが今後も生じうる
  • 関税がPBNAの営業利益率に6ポイント分のマイナス影響を与えた(FY2025)とおり、通商政策の変化に業績が左右されやすい

改善ポイント(優先度つき)

最優先

PBNA(北米飲料)の収益性改善

売上でPFNAとほぼ並ぶのに営業利益率はわずか3.9%。Rockstar譲渡後のポートフォリオ再構築とコスト構造の見直しが焦点。

最優先

PFNAのオーガニック成長率の回復

FY2025のPFNA売上はオーガニックで前年比▲2%。北米スナック需要の鈍化にどう対応するかが最大の稼ぎ頭の将来を左右する。

中期

自己資本比率の改善

19.0%はコカ・コーラ(32.7%)より薄い。自社株買いのペースと財務レバレッジのバランスを注視する必要がある。

中期

機能性・健康志向カテゴリーへのシフト

プロテイン・水分補給・ゼロシュガー等の伸長カテゴリーへ、伝統的な炭酸飲料・高カロリースナックからどこまで投資配分を移せるか。

10投資メリット・デメリット

「スナックが主役」という収益構造は本物。論点はRockstar減損という一時要因を除いた実力benefit と、北米飲料事業の立て直しが本レポートの総括。

▲ 強気材料(メリット)

  • PFNA(スナック)が全社利益の45.7%を稼ぐ構造的な収益源。北米の棚支配力は競合に代替されにくい
  • 54年連続増配・新規$100億自社株買い枠。配当利回り4.56%は同業4社中最高
  • Rockstar減損の反動一巡で、四半期営業利益率は7.9%→16.6%へすでに回復
  • PER17.52倍は同業のコカ・コーラ・モンデリーズ・ハーシーのいずれよりも割安
  • ROIC15.47%(筆者試算)が推定WACC5.21%を大きく上回る資本効率

▼ 弱気材料(デメリット)

  • PBNA(北米飲料)の営業利益率3.9%は同社内で最低水準。立て直しの道筋が未確立
  • 自己資本比率19.0%とレバレッジが高め。金利上昇局面では財務コストが重石になりうる
  • PFNAのオーガニック成長率が前年比▲2%と、稼ぎ頭の需要鈍化が続いている
  • 健康志向シフト(GLP-1系薬剤の普及等)による中長期のスナック・清涼飲料需要への逆風

3つのシナリオ(筆者試算)

強気シナリオPBNA収益性改善+PFNA成長率回復でEPS $7.00×PER22倍=$154.0(現値比+18.5%)
中立シナリオRockstar一巡・緩やかな増益基調でEPS $6.50×PER18倍=$117.0(現値比▲10.0%)
弱気シナリオPFNA需要鈍化継続・関税負担増でEPS $6.10×PER15倍=$91.5(現値比▲29.6%)
💡 はじめての方への総括:チェックポイントは3つ。①PBNAの収益性(3.9%からRockstar一巡後にどこまで戻るか)、②PFNAのオーガニック成長率(▲2%から北米スナック需要が回復するか)、③配当と自社株買いの持続力(54年連続増配・$100億枠を支える営業CFの安定度)。「ポテトチップスで稼いでコーラのイメージで売る」という構造そのものは強固で、問うべきは「一時要因を除いた実力にどれだけのプレミアムを払うか」です。