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🕒 最終更新: 2026-09-10

NIKE NKE

NYSEUS-GAAP5月決算 アパレル・シューズ(ファブレス)データ基準日 2026/9/10

自社工場を持たない「デザイン×ブランド」経営の元祖。2020年代前半にDTC(直販)を大きく伸ばしたが、その反動で2024〜2026年にかけて営業利益率が14.3%→8.2%まで腰折れし、いまは自ら卸売への回帰を掲げて立て直し中。FY2026 Q4は関税還付という一時的な追い風で純利益が急増した。

💡 はじめての方へ:ナイキは靴やウェアを自社工場では作りません。デザインとブランドだけを自社に残し、製造は全部アジアの委託工場に任せる「ファブレス経営」の元祖です。2020年代前半は「お店を通さず直接お客さんに売る(DTC)」に力を入れましたが、それが行き過ぎて値引き合戦を招き、今は元の「お店に卸す(卸売)」への揺り戻しが起きています。

01企業カルテ

FY2026通期実績(2026年5月期・2026-06-30発表)と直近の市場評価(2026-09-10時点)。

売上高(FY2026)
464億ドル
前年とほぼ横ばい(粗利率42.9%)
営業利益
38億ドル
利益率8.2%・前年比+2.6%
純利益
31億ドル
前年比▲3.4%・EPS $2.10
Q4純利益
+406.6%
関税還付9.86億ドルが押し上げ
NIKE Direct売上
177.2億ドル
ピークFY24比▲17.7%
ROE(筆者算出)
22.1%
ROIC22.3%
時価総額
$55.10B
約551億ドル・株価$37.14(26/9/10)
PER(実績TTM)
18.14
予想22.2倍・利回り4.42%
×
成長性
売上はFY2024の514億ドルをピークに2年連続で伸び悩み。FY2026は横ばい
×
収益性
営業利益率8.2%はFY2022の14.3%から大幅低下。値引き・在庫処分の後遺症が続く
財務健全性
自己資本比率38.7%・現金及び短期投資90億ドル超。負債は重くない
株主還元
配当は24.1億ドルで増配継続だが、自社株買いは1.2億ドルまで大幅縮小
バリュエーション
PER18倍は同業のadidas・Lululemonと大差ないが、利益の質はQ4の一時要因に依存

※5軸評価は本レポート筆者の見解であり、投資勧誘ではありません。時価総額・株価は2026-09-10時点(stockanalysis.com)。

💡 読み方:Q4だけ見ると純利益が前年の5倍以上に見えますが、その大半は「関税を払いすぎていたので返ってきた」という一時的な追い風(9.86億ドル)です。本当の実力は営業利益率8.2%という「まだ立て直し途中」の数字の方に表れています。

02ビジネスモデル図解

モノ()・カネ()・情報()の流れで見る、NIKEの稼ぎ方。

カネの流れ モノの流れ 情報の流れ
起点製造を持たない「デザイン×ブランド」経営——スウッシュという記号にお金を払わせる
定説D2C(直販)を伸ばせば伸ばすほど利益率が上がり、企業として正しい進化である
逆説DTCを追い過ぎた結果、卸売という「他人の店舗」を失って自社の値引き合戦に巻き込まれ、営業利益率が14.3%→8.2%まで腰折れした。今は自ら「卸売への回帰」を掲げて立て直し中——D2Cは万能ではなかった

NIKEは製品を自社工場では作らず、ベトナム・インドネシア等の委託工場(サプライヤー)に生産を任せるファブレス型。自社に残すのはデザイン・研究開発・マーケティング・ブランド管理と、卸売先やNIKE Direct(自社店舗・デジタル)への出荷だけ。売上の入口は「卸売(他社の店で売ってもらう)」と「NIKE Direct(自分の店・アプリで売る)」の二本立てで、この配分バランスが近年の最大の経営論点になっている。

💡 やさしく:ナイキは「靴を作る会社」ではなく「靴のデザインとブランドを作る会社」です。実際に縫って作るのは委託工場。ナイキ本体がやるのは、かっこいいデザインを考え、CMを打ち、店やアプリで売る部分だけです。

03成長の歩み — 514億ドルをピークに足踏み

コロナ後の需要拡大でFY2023-24に514億ドル規模まで伸びたが、その後2年は横ばい〜微減。利益率の低下がより深刻。

売上高の推移(FY2022〜FY2026)

単位:億ドル ■濃い棒=直近期

営業利益の推移(FY2022〜FY2026)

単位:億ドル

営業利益率の推移

FY2022の14.3%から2年で半分近くまで低下

FY2024の514億ドル(過去最高水準)を境に、FY2025は▲9.8%の減収。FY2026はほぼ横ばいで下げ止まったが、利益率はなお8%台にとどまる。

04今期の焦点 — DTCの迷走と、関税還付という「一時の追い風」

NIKEの主戦略「DTC(直販)シフト」がどう裏目に出て、どう立て直しつつあるか。そして最高裁判決が生んだ一時的な利益の水膨れを分解する。

NIKE Direct(直販)vs 卸売の売上推移(FY2022〜FY2026)

単位:億ドル。NIKE Brand向け売上のみ(Global Brand Divisions除く)

NIKE Directは FY2022の187.3億ドル→FY2024に215.2億ドル(ピーク)まで急拡大したが、FY2025は前年比▲12.7%、FY2026も▲5.7%と2年連続減収。逆に卸売はFY2025の258.8億ドルを底に、FY2026は+6.1%の274.5億ドルまで回復——NIKEが「卸売との関係修復」に舵を切った結果が数字に表れている。

Q4 FY2026 粗利率ブリッジ — 関税還付890bpsの中身

単位:%ポイント。40.3%→49.2%への内訳(会社開示ベース)

2026年2月20日、米連邦最高裁がIEEPA(国際緊急経済権限法)に基づく対中等関税を違法無効と判断。NIKEは支払済み関税の還付回収を「確度が高い」と判断し、Q4の売上原価に9.86億ドルの還付ベネフィットを計上した(粗利率+900bps相当、EPS押し上げ効果+$0.52)。ただし10-Kには「還付ベネフィットはFY2026中に計上した関税負担のコストとほぼ相殺関係にある」と明記されており、通期で見ればネットの追い風効果は限定的——Q4だけを見て「業績が急回復した」と読むのは早計。

DTC戦略、何が起きたか

  • 2020年代前半、NIKEはEC・自社店舗を強化する「Consumer Direct Acceleration」戦略で卸売の一部を絞り込んだ
  • 結果、街の販売店の店頭からNIKE商品が減り、競合(HOKA・On等)が空いた棚を奪う事態に
  • NIKE Brand Digitalの売上はFY2026に86億ドルへ▲10.4%(トラフィック減少が主因)と、EC自体も苦戦
  • 現CEO Elliott Hill(2024年復帰)は「Sport Offense」戦略で卸売パートナーとの関係修復・スポーツ性能商品への回帰を掲げる

コスト構造の見直し

  • FY2026に3.85億ドルのemployee severance(人員関連の一時費用)を計上。組織再編は継続中
  • FY2024にも4.43億ドルのrestructuring charge(Corporateに集中)を計上済み
  • 在庫は75億ドルで前年とほぼ横ばいだが、値引き販売(マークダウン)の圧力は残る
💡 やさしく:ナイキは「自分の店でたくさん売る」ことに賭けすぎて、街の靴屋さんとの関係が薄くなり、その隙にHOKAなど新興ブランドに棚を取られました。今は「やっぱりお店との関係も大事」と気づいて、卸売を立て直している最中です。

05地域・製品別 — 北米が唯一の増益ドライバー

地域別ではグレーターチャイナの落ち込みが際立ち、北米だけが増収増益。製品別ではフットウェアが依然として稼ぎ頭。

地域別売上(FY2026・前年比)

単位:億ドル

北米205.1億ドル(+4.8%)・EMEA125.7億ドル(+2.6%)・グレーターチャイナ58.5億ドル(▲11.2%)・APLA62.4億ドル(▲0.1%)。フットウェア295.2億ドル・アパレル134.5億ドルの製品構成比は下のチャート参照。

地域別EBIT(FY2026・前年比)

単位:億ドル。EBIT=純利益+純金融費用+法人税

北米EBITは53.8億ドルで前年比+13.5%と、全地域の中で唯一の明確な増益。グレーターチャイナはEBIT▲20.2%・売上▲11.2%と最大の弱点になっている。

製品別売上(NIKE Brand・FY2026)

単位:億ドル
💡 やさしく:ナイキの売上の3分の2は靴(フットウェア)です。アパレル(ウェア)はその半分以下。「靴の会社」という原点は今も変わっていません。

06財務3表ビジュアル

売上はほぼ横ばいでも、営業キャッシュフローは3年で74億ドル→29億ドルへ急減——利益の質の劣化がCFに表れている。

PL滝グラフ — 売上464億ドルはどこへ消えるか(FY2026)

単位:億ドル
💡 やさしく:464億ドル売って、製造原価に265億ドル、デザイン・広告・本社経費に161億ドルを使い、本業のもうけは38億ドル(8.2%)。日本円換算で約5,700億円——トヨタの営業利益(3.77兆円)の15分の1程度の規模感です。

BS比例図 — 総資産384億ドルの中身(FY2026末)

箱の高さ=金額。自己資本比率38.7%

現金及び短期投資は合計90億ドル超と厚め。自己資本比率38.7%は前年(36.1%)から改善しており、財務基盤自体は健全。

キャッシュフロー(FY2026)

単位:億ドル。営業CF29億ドル

営業CFはFY2024の74億ドルから、FY2025は37億ドル、FY2026は29億ドルへと2年連続で急減。純利益の減少に加え、売掛金(IEEPA関税還付の未収分を含む)の増加が現金化を遅らせている。FCF(営業CF−設備投資)は22億ドルで、自社株買い1.2億ドル+配当24.1億ドルの原資としてはギリギリの水準。

07収益性 — ROE22%はまだ健全、だが下り坂の途中

ROE22.1%をデュポン分解で分解し、本業の実力をROICで確認する。

ROE(FY2026・筆者算出)
22.1%
6.7%
売上高純利益率
FY2022の12.9%から半減(実力の低下)
× 1.24回
総資産回転率
在庫を抱えながらも大きく崩れず
× 2.67倍
財務レバレッジ
負債は重くない(自己資本比率38.7%)

平均残高ベースの筆者算出(純利益31.08億ドル÷平均株主資本140.4億ドル)。Apple(ROE171%・自社株買いでの資本圧縮が主因)とは対照的に、NIKEのROE22%はレバレッジに頼らない「実力に近い」数字——だからこそ純利益率の低下がそのままROE低下に直結する。

ROIC vs WACC — 資本コストを上回っているか(筆者試算)

単位:%。概算値

ROIC=NOPAT(Total NIKE,Inc. EBIT 38.5億ドル×(1−実効税率20.3%)=30.68億ドル)÷投下資本(有利子負債79.4億ドル+株主資本148.7億ドル−現金及び短期投資90.3億ドル=137.8億ドル)=22.3%。推定WACC(8%前後)は上回っているが、かつてのNIKE(ROIC30%超が目安とされた時期)と比べると水準は切り下がっている。

💡 やさしく:ROIC22.3%は「投じたお金1に対して毎年0.22稼ぐ」実力を示す数字。WACC(資本コスト)8%を大きく上回っているので価値は生み出せていますが、絶好調だった数年前より明らかに勢いは落ちています。

08会計基準ビュー — US-GAAP / JGAAP / IFRS

NIKEはUS-GAAP採用。日本の投資家が米国株の決算書を読むときの「翻訳のコツ」をNIKEで学ぶ。

どの「利益」で見るかで印象が変わる(FY2026)

単位:億ドル
  • 「経常利益」区分はなく、営業利益の下は純金融費用・その他純費用のみ。営業利益とほぼ同じ水準に税引前利益が来るシンプルな構造
  • 研究開発に近い商品企画費(Demand Creation含む販管費)は全額費用処理。資産計上せず保守的
  • IEEPA関税還付9.86億ドルは特別損益区分を作らず売上原価の控除として計上——日本の「特別利益」のような別枠表示はない
  • JGAAPなら関税還付9.86億ドルを「特別利益」として営業利益の外に出すのが自然な処理。US-GAAPは売上原価に含めるため、営業利益率49.2%という数字だけを見ると実力を過大評価しやすい
  • 「経常利益」に相当する段階はないため、日本株と比べる際は営業利益か税引前利益で揃える必要がある
  • のれんはわずか2.4億ドル(大型買収をしないブランド重視の経営)で減損リスクは小さい
  • IFRSとの差異は軽微。リース会計はNIKEも使用権資産・リース負債を計上済み(ASC842=IFRS16と概ね同等の考え方)
  • 売上の計上(卸売とNIKE Directの収益認識)は両基準ともほぼ同様のルール(ASC606/IFRS15)に収斂済み
💡 やさしく:NIKEのQ4決算書だけを見ると粗利率49.2%という驚異的な数字が出ますが、その半分近くは「関税が返ってきた」一時的な効果です。日本の決算書なら「特別利益」として別枠にされる性質のお金が、US-GAAPでは本業の利益に混ざって見えることに注意が必要です。

09同業比較 — スポーツ・アパレル大手との比較

Lululemon・adidas・Under Armourと比較(2026-09-10時点、stockanalysis.com)。

時価総額はNIKE(551億ドル)が突出して大きいが、PER18.1倍はadidas(19.0倍)とほぼ同水準で、むしろLululemon(8.5倍・成長鈍化を織り込んだ低評価)より高い。Under Armourは直近赤字でPER算出不能(予想PER66.6倍)——スポーツアパレル業界全体が「かつての高成長」から「収益性重視」の局面に移っていることが読み取れる。adidasはOTC ADRのため時価総額・株価はUSD建て、財務諸表はEUR建てである点に留意。

💡 やさしく:同じ苦戦中の業界でも、NIKEは「時価総額が一番大きいのに株価は割安寄り」という位置づけ。adidasも似た評価水準ですが、Lululemonは「小さいけれど市場の期待はさらに低い」、Under Armourは「まだ赤字を抜け出せていない」——4社の中でNIKEが最も安定していると市場は見ています。

10戦略・課題と改善ポイント

ブランド力は健在。課題はDTC偏重の後始末と、グレーターチャイナの立て直し。

強み Strengths

  • 世界最大級のスポーツブランド力(Jordan Brandだけで年70億ドル規模)
  • 財務基盤は健全(自己資本比率38.7%・現金及び短期投資90億ドル超)
  • 北米は増収増益(+4.8%・EBIT+13.5%)で立て直しの手応えあり
  • 4年180億ドルの自社株買い枠など、長期の株主還元姿勢は継続(FY2026の配当・自社株買い合計は25.3億ドル)

弱み Weaknesses

  • 営業利益率がFY2022の14.3%から8.2%まで低下。値引き販売の後遺症
  • NIKE Direct売上が2年連続減収(▲12.7%→▲5.7%)でDTC戦略の再構築が途上
  • 営業キャッシュフローが3年で74億ドル→29億ドルへ急減
  • 自社株買いが1.2億ドルまで大幅縮小し、株主還元の質が変化

機会 Opportunities

  • 卸売パートナーとの関係修復が進めば、失った棚のシェアを取り戻せる
  • Elliott Hill CEOの「Sport Offense」戦略でスポーツ性能商品への回帰
  • severance・restructuringによるコスト構造の軽量化が今後効いてくる可能性
  • 関税還付の残額6.84億ドルはFY2026末以降に現金化見込み

脅威 Threats

  • グレーターチャイナの不振が長期化(売上▲11.2%・EBIT▲20.2%)
  • HOKA・On等の新興ブランドが卸売の棚を奪った状態からの奪還は容易でない
  • 関税還付はFY2026限りの一時要因。Q4の高収益をそのまま将来に延伸できない
  • Converse事業は売上▲31%と苦戦が深刻化

改善ポイント(優先度つき)

最優先

営業利益率の底打ち確認

8.2%への低下が「一過性の在庫処分」なのか「構造的な競争力低下」なのかが最大の論点。FY2027 Q1以降、関税還付を除いた実力ベースの利益率推移を見極める必要がある。

最優先

グレーターチャイナの立て直し

売上・EBITともに2桁減という最大の弱点。現地ブランド(Anta・Li-Ning等)との競争激化にどう対応するかが問われる。

中期

卸売とDTCの最適バランス探し

DTC偏重の反省を踏まえ、卸売回帰に舵を切ったが、行き過ぎればDTCの高収益性という強みを失う。バランス感覚が問われる。

中期

Converse事業の立て直しまたは選択と集中

売上▲31%は看過できない水準。ブランド価値をどう再定義するか、あるいは経営資源配分の見直しが必要。

11投資メリット・デメリット

「ブランド力と財務基盤は健在、収益力は再建途上」——Q4の急回復が本物かどうかを、次の決算で見極める局面。

▲ 強気材料(メリット)

  • 北米が増収増益に転じ、立て直しの兆しが最も明確な地域で結果が出ている
  • 卸売回帰でNIKE Direct偏重の反省を活かした戦略修正が進行中
  • 財務基盤は健全(自己資本比率38.7%)で、大規模な資本毀損リスクは低い
  • PER18.1倍は同業adidasと同水準で、成長株としての割高感は薄れている
  • ROIC22.3%はWACC(推定8%)を大きく上回り、依然として価値創造は続いている

▼ 弱気材料(デメリット)

  • 営業利益率8.2%はピーク時の6割弱まで低下し、本格回復にはなお時間がかかる
  • グレーターチャイナの2桁減収・減益は解決の目処が立っていない
  • Q4の高利益は関税還付という一時要因が主因で、実力ベースの収益力は依然低い
  • 営業キャッシュフローが3年で6割減少し、株主還元の原資に余裕がない
  • NIKE Direct売上の減少が続けば、高収益チャネルの縮小が長期的な利益率の重石になる

3つのシナリオ(筆者試算)

強気シナリオ卸売回帰と北米好調が全地域に波及し営業利益率が11%台へ回復。EPS $3.20×PER24倍=$77水準
中立シナリオ現状の利益率が横ばいで推移。EPS $2.30×PER20倍=$46前後(現値から上振れ)
弱気シナリオグレーターチャイナ不振が長期化し関税還付の反動も重なりEPS $1.60×PER16倍=$26前後
💡 はじめての方への総括:チェックポイントは3つ。①関税還付を除いた実力ベースの利益率(Q4の49.2%はまやかしの数字、8%台の実力値が本物)、②NIKE Direct売上の下げ止まり(2年連続減収が止まるか)、③グレーターチャイナ(2桁減が続く限り全社成長は難しい)。ブランド力は世界最強クラスのままですが、「D2Cは万能ではない」という教訓から何を学び直せるかが、次の数年の株価を左右します。